簡単に転職を決めないことも大事

主婦系の掲示板を見ると、
「夫が転職したら、お給料がとても下がってしまい、生活をすることができなくなってしまった」
と言う悩みを良く見ます。

これが、結構多い件数だから驚き。
ベネッセが運営している「ウィメンズパーク」
というサイトを見ると、その様な悩み相談をたくさん見ます。

つまり、世の中の男性と言うのはそれだけ転職をしたがっているということで、
そして「かならずしも成功している例ばかりではない」ということなのでしょう。

スカウト制であっても、はっきりいって「以前の会社より条件良く転職できている例」というのは、
非常に小さいものであるということを自覚しなければなりません。

中には転職に失敗している人もいますし、
そのことで家庭が巧くいかなくなってしまったという人もいるのが現実なのです。

ここでは、そんな転職の難しさについて書いていきたいと思いますので、
よろしくお願いします。

○無謀な夢を見る人が多い
これが、本当に多いから困ります。

例えば、それまではまったく別の業界に勤めていたのに、
いきなり「飲食店を開業して独立したい」と言う人。

さらに、「飲食店を開く為に、修行のために飲食店に転職したい」と言う人。

夢を持つことは大切なことですし、尊いことであるとも思います。
でも、一般企業に長く勤めていた人が、
飲食店で高いお給料をもらおうと思っても、それは「無謀だ」と言われるでしょう。

そもそも、飲食店と言うのはいきなり調理をさせてもらえるわけではありません。
最初は皿洗いだけ、野菜の皮むきだけ、
それからやっとスープなどをの作り方を教えてもらうことができるのです。

なりたいからといって、すぐに道が開けるわけではないのです。
考えてみて下さい、それで子供や妻を養っていくことができるでしょうか？

妻がバリバリ働いてお金を稼ぐ人であればまだしも、
専業主婦であればそこまで高額なお金を稼ぐことは難しいでしょう。

そういった難しさを加味した上で「目指そう」と思っているのでしょうか。

○無謀な夢は家庭崩壊を引き起こす
転職の失敗は、時として「家庭崩壊」を招いてしまう可能性もあります。
「お金がない」と言うのは人の心をぎすぎすさせてしまうもの。
だからこそ、転職の失敗をしないようにしなければなりません。

転職をしたせいで、家族も何もかも失ってしまったという人は意外に多いので、
注意が必要です。

その転職が本当に家族にとっていいものなのかについて、しっかりと考えましょう。